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ハクビシンの生態と被害

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ハクビシンの生態

1.ハクビシンの分布

ハクビシン(Paguma larvata)は1属1種で、ネコ目ジャコウネコ科に分類されている。南方系の動物であり、東南アジア、中国南東部、台湾、インド、スマトラ、ボルネオ、ジャワ等、東南アジアにかけて広く分布している。日本では昭和20年代初頭に四国、静岡県、山梨県、福島県にまばらに分布していたものが、徐々に分布域を拡大し、現在では南東北から中部、四国で分布が集中している。

2.形態・生態

(1)体の大きさ
成獣(大人個体)
・全長は約 90~110cm、体重は約3~4kg

(2)体の特徴
・体の大部分が灰褐色で、短い四肢は黒色。
・額から鼻先まで白い模様がある。台湾名はその名の通り「白鼻芯」。
・眼の下や耳の前に白い斑紋がある。
・尾の先が白っぽい個体や、鼻が黒っぽい個体もみられる。
・肛門の近くに独特の臭いを発する臭腺が発達している。
・ハクビシンの足跡は、前足、後足とも指があり、丸みをおびているのが特徴である。

(3)行動
・完全な夜行性であり、木登りが得意である。
・平地から山地に生息するが、特に里山的な環境を好み、昼間は樹洞や洞窟、人家の屋根裏、倉庫等をねぐらとしている。
・ねぐらは複数あり、そこを転々と移動する。市街地周辺に生息する個体は側溝も移動ルートとして利用する。
・行動する範囲は30~70ha程で、オスの方がメスよりも広い範囲で行動する。

(4)繁殖
・1年に1回子供を産む。
・1度に産む子供の数は平均2~3頭。
・妊娠期間は約2ヶ月間。
・1年中子供を産む。夏から秋にかけて多く産む傾向がある。
・子供を産む年齢は生後10ヶ月以降である。
・飼育個体の最高年齢は24才で、野生個体の寿命はこれよりも短い。

(5)食べ物
・雑食性で果実やトウモロコシなどの野菜、小動物、昆虫、鳥類やその卵を食べる。
・好物は果実である。

3.運動能力

ハクビシンは樹上生活者とも呼ばれ、バランス感覚は非常に優れており木登りが得意である。足でものをつかむことができるため、電線の上を尾でバランスをとりながら渡り、移動することができる。また、飼育個体を観察してみると、高さにして約110cmまでジャンプすることができる。しかし、木から木への横へのジャンプは、あまり得意ではない。例えば1本のミカンの木に登りミカンを食べ、別の木に移動するときは一度地面に降り他の木に登ってミカンを食べる。
ハクビシンはネコの仲間なので、頭が入れば狭い隙間を自由自在に通り抜けることができるが、自ら穴を掘ることはしない。

ハクビシンによる被害

ハクビシンの被害は、主に農作物に対する被害と生活環境被害である。農作物では特に果実に対する被害が多く、モモ、ぶどう、サクランボ、ナシ、ミカン、カキ、リンゴなどである。この他ではトウモロコシ、メロン、スイカ、イチゴ、トマト、ジャガイモ、サツマイモなどに被害が発生している。
生活環境被害では民家の天井裏や床下、物置といった場所に侵入し棲みつき、そこに糞尿を排泄する等の被害である。尿は天井にシミ汚れを作り、異臭を発し、場合によっては様々な感染症や食中毒の原因になる等住民の健康にも悪影響を与える。
更にアトピーや喘息等を引き起こすアレルゲンとなるダニやノミを寄生しており、天井裏等から拡散されることで住民に甚大な被害をもたらす。

※出典/農林水産省ホームページより抜粋

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